こんばんは、
先日に引き続き、昨年種親として活躍した、75/6.5mmのGORDONを紹介します。
これまで紹介してきたとおり、基本的にはS.ako系が好きなのですが、累代が進んでも実績抜群である本血統には以前から興味がありました。ですが、6mmを超えるGORDONは高価で、なかなか手が出ません。
昨年度は、「谷の年」で良い種親が少なく、飼育スペースに余裕があったため（正確には当時はそう思っていた）、ヤフオクでチェックしていたところ、夏前に♂は使用済みでしたが、未使用の♀付きであった画像個体を発見、♂が使用済みであったこともあり格安であったうえ、エッジがなくなるほどの極太大顎に一目惚れし、ポチっとやってしまいました。
到着後2週間程度様子を見、♀も十分成熟していそうだったためペアリング、セットしたのですが齧らない・・・。♂は種があることが確実であったため、追い掛けの上、再度セットしたのですがそれでもダメ・・・。
実はこの頃には、必ずしもそれだけが原因だとは言えませんが、材に雑虫がいる場合があるなど、クワガタにとってあまり産卵には良い環境にないことが判明していたのですが、他の血統の結果も良くない状態であったため、どの順番で再セットするか、そして、これから盛夏となる７月中旬を迎えるため、暑さにやられて産むかわからない等が重なり、かなり焦っていました。
それら不安要素に加え、GORDONの♀に産卵能力があるかも疑いながらも、別のショップで材を購入しなおし、苦手だった「秋ブリード」に挑戦することにしました。
結果的には大成功で、11頭の幼虫を得ることができ、4月～5月頃の羽化が見込まれます。♂個体の極太を受け継いでもらいたいものです。
それにしてもGORDONは凄いですよね。
これまで10年ほどオオクワガタを見てきていますが、極太と言われる系統が「現れては消え」という中で、GORDON-Rを含め実績を出し続けているのですから。
先日、♂の状態を確認したのですがまだまだ元気でしたので、羽化の結果が良ければ、♀単品を探すことになるかも。
以上
