こんばんは。
今日は、朝から実家の村で、溝浚いで用水路脇に積み上げていた土砂の移設作業と水門のペンキ塗り作業（こちらは私は担当外）に出かけてきました。
村は20軒もないのですが、自分の村の名前がつく社がある古い村であり、地方の村落はどこでもそうでしょうが高齢化がかなり進んでおり、50代手前の私でさえ、本日の参加者の中では圧倒的に若い状況です。参加者と言っても10人ほどですが・・・。
田園が広がる長閑なところでありつつも高速道路・バイパス両方に近く、都市中心部まで車で15分もあれば着くような非常に便利なところであるにも関わらず、年々寂れていく気がします。
政治的なことはあまり書くつもりはありませんが、都市部の繁栄は、地方が若者と農作物といった食べ物を供給するによって、成り立っている部分もあるはずです。
今朝の作業は、自治体から若干の手当てが出るものの、かなりキツい作業でした。スコップと一輪車と一部軽トラックでの土砂の運搬、凡そ3時間くらいかかりました。都市部なら、工事会社がするものなんでしょうが、地方にはこういう現実もあります。政府並びに行政には金を出せという意味ではなく、希望する若者が住み続けられるよう、地方に産業を誘致するような方策を真剣に考えて欲しいものです。
作業後、食事とひと眠りをしたのち、サトイモを掘り出しました。2株分です。
サトイモは、熱帯地域が原産のため、特に夏場は「水」を欲しがります。今年も週一で用水路をせき止めてポンプを突っ込み、ホースでサトイモと（その隣に植えていた）ショウガに大量の水を与えました。水道なら、とんでもない量・金額がかかることでしょう。おかげで今年も大ぶりで、水気たっぷりのイモがたくさん採れています。
今晩の夜食は、たくさん収穫したサトイモを使い、先日テレビで紹介されていた「芋煮」を作ってみました。想像以上に甘かったのですが、旨いですね。まだまだ、サトイモは残っているので、今期、もう一度ぐらい作ってみたいと思います。
以上
