こんばんは。
今日は、残念な報告からになります。
まず１つ目。２号機で羽化待ちをしていたSUPERBINO様500系のAライン、Bラインの♂個体が、いずれも羽化ができずに黒死していました…。
私の手元のSUPERBINO様500系は、最終瓶交換時に25g越えであると、種親クラスの大顎で羽化することが大半で、いずれもそれを満たしていました。実際、瓶越しに蛹を見る限り、期待が持てる個体達でしたがダメでした。
SUPERBINO様が本個体を作出してから１０年以上超過、私の手元に来た以降でも既に３代を重ねていましたので、「血が濃くなってきているので、そろそろ血の入替えを」とは思っていましたが、流石にショックです。３号機に秋ブリードで生まれた幼虫がおり、蛹化待ちではありますが、この際大きな期待はせずに、来年以降の入替えを目指し、ヤフオクをチェックしたいと思います。
２つ目。今週木曜日から、S.ako/jrのA2a2ライン♂とCライン♂を血の入替えを目的に、それぞれBライン♀とブリードしたのですが、今朝確認すると、♀が★になっていました…。
Cラインは、昨年も♀を２匹ギロチンしており、今回が３度目と悉くダメです。♀はいずれも成熟していたので、♀ではなく餌を奪う敵にしか見えないのでしょう。ハンドペアリングや大顎を縛ってペアリングする方法もありますが、多分、根本的に劣勢遺伝が強く持っているのでしょう。このCラインを使ったペアリングは、諦めることにしました。
一方、A2a2ラインもそれに近い雰囲気を感じていますが、こちらは、Cラインほどの気の短さは感じていません。少し間をあけてから、今回同居が４日間でしたので、２日程度と短くして再度チャレンジしたいと思います。なんとかこの種は残したいのです。
というわけで、今日は予定を変えて、まずは羽化済み♀個体の掘り出しとチェック。秋ブリードした個体達で、S.ako/jrのDライン（47mm♀）が多いですね。羽化待ち♀個体は、残り15頭ぐらいいます。『顎の形状は♀に似る』と言われていますので、良い♀を選別したいと思います。
また、S.ako/jrのA2a2ライン♂、Cライン♂とBライン♀用に事前に準備していた産卵材を無駄にするのもなんなので、急遽、昨年度使ったDラインの♀２頭（47mm、45mm）の「持ち腹」に賭けてセットすることにしました。先週から加温、ゼリーも良く食べており、持った感じでは重さもあるのでまだ産みそうな気がします。
羽化待ちの残りは、先述の♀達と同様、秋ブリードした♂達で、いずれも3号機にて加温中です。ちらほらと蛹化し始めており、来週末あたりには、大半が蛹化しているものと思います。期待したいです。
以上
