こんにちは。
今回紹介するのは、AL Di Meola(アル・ディ・メオラ)の「Vocal Rendezvous」です。
この人に興味を持ったのは、イングウェイが影響を受けたミュージシャンとしてあげていたからであり、少しお金に余裕を持てた後年に少しずつ買っていきました。
ご存知の人が多いと思いますが、この人はフュージョン系で超有名なキーボーディスト、チック・コリアが率いたRETURN TO FOREVERに10代で参加したことに始まります。
脱退後は、ソロでアルバム「Land of the Midnight Sun」や「Elegant Gypsy」、フラメンコ界の巨人Paco De Lucia等と行ったライブアルバム「Friday Night In San Francisco」あたりが有名と思います。これらアルバムについては、今後機会があれば別途紹介したいと思います。
で、なんでこのアルバムを紹介したかと言えば、彼にとって数少ない”歌物”も楽しめるアルバムであるからです。
どうしても彼のイメージはフュージョン、スパニッシュ、或いはフル・ピッキングの速弾きになりますが、意外や意外、”歌物”にも大変相性が良く、大方のイメージを変えていただくために以前から是非紹介したいと思っていました。
お勧めは、
1.Shame
2.I Tried
7.Never Never Never でしょうか。
勿論インスト曲として4.Topazなども楽しめますが、特に7のようなギブソンのジャズギターの特性を生かした太い音が、上手く歌に絡み、単なるギタリストにとどまらない、彼の懐の広さを感じます。先入観を持たずに是非一度聞いてみてください。
以上