こんばんは。
今回は、ALCATRAZZの「NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL」を紹介したいと思います。
このバンドは、RAINBOWを辞めたグラハム・ボネットが結成、そして、若き日のイングウェイ・マルムスティーンがギターで参加していたことで知られています。
ちなみにイングウェイはこのアルバム1枚で脱退、脱退後のギターは、同じく若き日のスティーブ・ヴァイです。グラハムのギタリストを見る目は確かなんでしょう。
アルバム全体としては、グラハムとイングウェイの「化学反応」から生まれたといえるもので、エネルギッシュなイングウェイのギターが曲をつくり、そこにグラハムの良くも悪くもパワフルな金切り声の歌声が乗り、更にキーボードが適度に被さるという感じです。
このアルバムのイングウェイは、歌の邪魔しない、抑揚の効いたプレイでありつつも、ギターソロではバックグラウンドであるクラシカルな雰囲気がにじみ出ています。
後年を考えると無理なんでしょうが(笑)、こういうプレイであれば、イングウェイ自身のバンドはもっと売れていたかもしれませんね。
お勧め曲は、他の方も仰っておられる通り、
①Island in the Sun
③Jet to Jet
④Hiroshima Mon Amour
⑦Too Young to Die, Too Drunk to Live でしょうか。
あと、アルバムを購入される場合、リマスター版である「:EXPANDED EDITION」を購入されたほうが良いでしょう。旧版(当初版)と比べると、格段に音のバランスが良くなっています。
以上